デヤン・ロヴレン│リバプール選手名鑑

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コーク

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リバプールFCとビートルズを愛する大学生です。リバプールFC以外にも、リバプールに関する様々なことを記事にしていきたいと思います。

基本プロフィール

  • 選手名:デヤン・ロヴレン
  • 生年月日:1989年7月5日
  • 国籍:クロアチア
  • 身長:188㎝
  • ポジション:CB
  • 背番号:6
  • チームキャリア:ディナモ・ザグレブ(06/07~)、NKインテル・ザプレシッチ(loan,06/07~07~08)、リヨン(10/11~)、サウサンプトン(13/14~)、リバプール(14/15~)
  • 市場価格:15,00 Mill. €
  • 契約終了年:2019年6月30日

プレースタイル

ストロングポイント

桁違いのフィジカル能力で相手FWを封殺する武闘派CB。苦しい状況でも相手としっかり闘えるのでフィジカル的にキツい試合になればなるほど煌めく。しかもただの脳筋ではない。パスや足元の技術はかなり優れており、ビルドアップ能力も高いゆえにそんじょそこらのフィジカル一辺倒のCBとは一線を画し、総合的な能力は高い。

ウィークポイント

しかしただの脳筋ではないが、ちゃんと脳筋である。フットボール・インテリジェンスなるものは持っておらず、無理に繋がなくていい場面で繋ごうとしてミスをしたりと、技術は間違いなくあるのだが戦術眼やプレッシャーを受けた状態でも最善のプレーを選択するという面では改善の余地を残す。世界最高峰のCBになれるだけの資質は秘めていたと思うので開花しなかったことが残念でならない。開花していれば今頃、スペインの2強やバイエルンあたりでプレーしていたかもしれない、というのは過大評価だろうか。

ロヴレンの評価について

単純なデータで恐縮だが、クリア数、空中戦勝利数、タックル勝利数、ブロック数、インターセプト数は1617シーズンのリバプールの中で堂々の1位であり、総パス数とパス成功数という点でもリバプールのCB陣の中で最多である。また、即死級のミスをするイメージが強いが、1617シーズンは33節終了時点で1回のみで、これは逆に安定感抜群のイメージの強いラグナル・クラバンと同数である。

それでもやらかすイメージがあるのはリバプール移籍当初の出来ゆえだろう。DFやGKは「こいつがダメだったんだから仕方がない」と思わせる能力も極めて大切だが、ロヴレンにはそれがない。仮にロヴレンとクラバンの2人が同じようなミスをしたとして、より強く叩かれるのは前者だろう。第一印象は大切だ。少し叩かれすぎではと思ってしまうときもあるが。血の気が多く激しいコンタクトを厭わないそのスタイルゆえに最近は怪我がちで安定して試合に出れないことが多くなってきている。ポジショニングが絶妙でカバーの巧いジョエル・マティプとは補完性が高いので、この2人が安定して試合に出場できれば堅牢を築けると思うのだが。

エピソード・小ネタ

・リバプール移籍の話が出たときすでに心はサウサンプトンになく、それによって批判もされた。しかし、その夏のバカンスをルカ・モドリッチの家族とともにギリシャで過ごしたらしく、そこでリバプールに行きたいと話すロヴレンに対してモドリッチは「俺もレアル・マドリーからオファーをもらったときはもう移籍することしか頭にはなかったよ。」と話したそう。

・初めてアンフィールドで試合をした13/14のリバプールvsサウサンプトンで、生のYou’ll Never Walk Aloneを聴いて感動し、「毎週このYNWAを(リバプールの選手として)聴きたいと思った」とリバプール加入時に語っている。ちなみにその試合はロヴレンのゴールが決勝点となり、サウサンプトンが0-1で勝利している。毎週やってほしいものである。

・サミ・ヒーピアの誕生日の際、自身のツイッターにて、14歳の頃にヒーピアと写真を撮ってもらったことを明かし、その2ショットと共に祝いのメッセージを投稿した。ヒーピアは195㎝あり、今でこそ188㎝あるロヴレンだが、14歳の時点でも相当大きいことがわかる。おそらく185㎝近くはあっただろう。

・イケメンである。絵になる男なので彼に関する写真はかっこいいものが多い。

・なぜかワールドサッカーダイジェスト(以下WSD)からの風当たりが強い。本誌のリバプール評価の際も毎度のごとく放出候補にされ、散々に叩かれる。毎年発行される今季のWSDの選手名鑑では、開幕戦のアーセナル戦でカードを貰ったという情報が載っていた。もっと他に書くべきことがあると思うのだが…

・クロップがサン紙の記者の質問に答えず、クラブが公式でサン紙の出禁を発表した当初は、「ヒルズボロの悲劇」を巡るものだとされていたが、実際にはロヴレンの奥さんの不倫という守られるべきプライバシーの家庭問題をサン紙が暴露し、それに対してクロップが激怒したからであった。

・ロヴレンが生まれ育った旧ユーゴラスヴィアはボスニア戦争真っ只中で、日常的に銃声が飛び交い、いつ命を落としてもおかしくなかった。祖父がドイツにいたため、ドイツに難民として行くことができたが、戦争終結後、クロアチアに移住した。彼自身が難民であったため、現在難民として苦しむ人に対する理解を求めるメッセージをクラブを通してしている。

・マティプ曰く、「完璧なドイツ語を話す」とのこと。ロヴレン自身、ドイツでの日々は幸せだったと語っている。

・マティプはその他、リバプールで最もハードな選手にロヴレンの名前を挙げている。さらに、リバプールで最も面白い選手はという質問にもロヴレンと答えている。ロヴレンが陽気で楽しい人間というイメージはあまりないが、難民への手助けを呼び掛けたりと、実はめちゃくちゃナイスガイである。

・世界で最も有名なリバプール・サポーターの一人であるNBAのスーパースター、レブロン・ジェームズが自身のフェイスブックでリバプールに対するメッセージを投稿した際、同時にクラブからプレゼントされた背番号6(当時レブロンはマイアミ・ヒートに所属しており、ヒートでの背番号が6であったため)の写真も載せていた。それに対して現在リバプールで6番を背負うロヴレンは自身のインスタグラムにて「もしも彼がこの番号を望むなら僕は気にしないよ、彼はキングだからね!」と投稿している。名前も似ているので、いつかレブロンとも2ショットを撮ってほしいものだ。

参考サイト


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