【リバプールの移籍事情 vol.4】ファン・ダイク獲得の難しさと推測

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LFC BELIEVER

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クロップと共にリーグタイトル、カップタイトルを勝ち取りたい。バーゼルでの敗戦を無駄にしない。

リバプールFCとしては、今回のメディアの憶測での報道に対しては遺憾の意を表明します。そしてサウサンプトンFC並びに関わっている全ての方々、ファン、プレーヤー本人には本当に申し訳なく思っており、ファン・ダイク選手に対する様々なメディア報道、誤解について我々は正式に謝罪します。我々はサウサンプトンFCを尊重し、今後、選手への関心は持たないことを明確にしたいと思います。

このリバプールからの公式表明は全世界のリバプールファン(今後はKOPと書きます。)を驚かし、海外のサッカーファン達を驚かした。ではこの謝罪までに一体何があったというのか。その一連の流れを振り返っていく。

 

リバプールはCOCでセインツに敗戦。大会から姿を消す事になった。その試合でシティ、アーセナル、ユナイテッド、スパーズだけでなくチェルシーをも苦戦させたマネ、フィルミーノ、スターリッジら攻撃陣はゴールをうばう事が出来ないどころか、チャンスらしいチャンスすら作れなかった。その試合のピッチ上で一番輝いていたのは誰か。それはセインツのキャプテンのファン・ダイクであった。競り合いではほぼ全てで勝利し、一対一でもリバプール攻撃陣をねじ伏せ、スピードスターのマネともスピード勝負の場面でも勝利した。そしてビルドアップの面でも目立っており、精度の高いフィードも何本も通していた。その姿を見て多くのKOPは思った事だろう。彼にリバプールに来て欲しいと。そして試合の途中や終了後にこんなツイートが目立ち始める。

「リバプールはファン・ダイクの獲得を狙うべきだ」

 

それはKOPやメディアの人間だけだった。そう思っていたしそのはずだった。確かにリバプール守備陣の問題を解決し、チームレベルを上げてくれる選手だと多くの人が確信した。しかしこれはKOPの願望でありただのメディアのネタでしかな無いと思っていたが違った。リバプールのクラブOBもリバプールに獲得を推していたのだ。そして彼らだけじゃないクロップやリバプールとかなり関係が近いジェラードまでも彼(ダイク)の事を気に入っているとし、獲得出来ればリバプールにとっては素晴らしい補強になると解説を務めるBTスポーツので発言。ざわめくKOP。嬉しさと本当なのかという疑惑。それでも多くのKOPはまだ疑惑を持っていた。まさかもうセインツから獲得しないだろうと。今までランバート、ロブレン、ララーナ、クライン、マネと多くの選手を獲得してきた。それでも昨夏の時のマネの獲得はクロップになってからのセインツからの獲得は始めて。セインツに少し悪いなと感じながらもクロップになってからは始めてと思い自分の中では納得したし、多くの方もそう感じていたかもしれない。

だからこそどれだけ良い選手であっても獲得にはもう動かないだろうと感じていた。何故ならセインツから選手取りすぎという事だけではないからだ。リバプールはファンやメディアが騒ぎ立てたビックネームは獲得に動いていない事が多い。それは昨夏のヘクターであり、ロイスであり、オーバメヤンであり、ラカゼットである。そして過去にも沢山の例がある。だからこそ獲得には動いていないだろう、、そう思っていた。しかしリバプール番記者陣は一斉にこう報じた。

「リバプールはファン・ダイクの獲得に興味を持っている。」

Liverpool ECHO のスクリーンショット

驚くと同時に嬉しさワクワク感の気持ちを持った方は多いだろう。ここ数年セインツファンの方々には大変申し訳ないのだが、Echoなどのリバプール番記者陣からリバプールが獲得に興味を持っていると伝えられたセインツの選手は、リバプールに来ているのである。

ではこの情報はどこから流れたのか。これは毎回KOPが気になっている事だろう。リバプールの広報部やリバプールの幹部レベルの人間がリバプール番記者にのみ流しているという噂もあるが実際の所ははっきりしておらず、リバプール番記者陣もそこは当然ながら隠している。しかし今回はわざと流している。意図的に流している。とも言われていた。これは最近ライオラなどの代理人がやっている手法で移籍させる為にメディアに情報をリークする作戦である。今回のダイクの移籍の話題に関していえば代理人から一部の情報が流れていた可能性がある。

しかしこの時点でクロップは否定はしなかったものの、明確な情報は出されなかった。あまり進展のある情報が出てこなかった理由の一つとしてクロップがリバプールの幹部や情報提供者にストップをかけていた可能性がある。ただ水面下では動いていたクロップ。それを掘り出そうとイギリスメディアは、シティ、チェルシーの存在をチラつかせ、連日シティ合意、チェルシー合意などと記事にしていた。そして明確な年俸や移籍金を用意し、クロップ、リバプールを焦らせた。彼らは単に嘘を書いていた訳では無い。実際にシティもチェルシーも獲得に興味を持っている事は確かである。しかし「移籍レースをリード」などという表現はリバプールを焦らすだけの様に感じられた。

 

そして今回不正接触を図っていると報じたメディアはこうやって焦らせるトラップを仕掛けていてゴシップを狙っていたのでは無いかという予想もある。そうやって彼らメディアがこっそりリバプールの動きを注視する中、クロップリバプールはダイク獲得に向け、一致していた事があった。それはダイク本人をまずは説得する事。そして彼本人にセインツに移籍の志願をしてもらおうと。そしてそうこうしている時にユルゲン・クロップとリバプールが作ったダイクへのビデオが届く。それにはリバプールのプラン、クロップからのメッセージが入っていた。

これはダイク獲得に向けたリバプールの秘策とされる。これだけならリバプールは不正接触と言われなかったであろう。これだけなら。そしてこのビデオを観たダイクはこの後クロップと電話で話したとの事。ここでダイクはクロップにリバプールに行きたいと言ったとも言われているがこの2人の間での事なので正直イギリスメディアなども推測でしか語れない。それはEchoでさえもだ。この電話での話も内容によっては不正接触にならないが、クロップとダイクはブラックプールでセインツに無断で接触する前後にメールで会話していたとされる。この内容が少しグレーで、これがセインツの持っている「証拠」の可能性がある。

どの様な内容かは分からないが、移籍に関しての内容があったのは間違いなさそうで、どこからかセインツ側に情報が漏れた可能性がある。リバプールに行きたいとされるダイクがスクショをし、友人やチームにばらす可能性は無いだろう。これはどう情報が漏れたのかは分からないが、ブラックプールでの密談と共にこちらもセインツが握っている「証拠」である。

Virgil van DijkのTwitterより

そこでもダイクはクロップにリバプールに行きたいと言ったとされ、クロップもダイクを説得したと言われる。電話が本当なのか、ビデオメッセージが本当なのか、メールが本当なのか、ブラックプールであった事が本当なのか、それともいくつか当てはまっているのがあるのか、全てあてはまっているのかは分からないが、セインツはFAにリバプールからの違法な接触があったと調査依頼を出すとした。これに関して今のところFAからは問題無しと言われた。

しかしこの問題は更に根が深い。実際のところ不正に会った事やメールや電話での勧誘よりもセインツ側が怒っているのは、リバプールのメディアを使ったやり方とも考えられている。「ダイクはクロップのチームに行きたがっている」とリバプール番記者は一斉に報じた。これはリバプール側がわざと番記者に漏らし流させた情報とも言われている。又は代理人が提供した情報。どちらかが提供した情報と言われている。しかしここにクロップは関わっていない。とも言われている、、がこれも怪しい。本当にこの件は謎と闇に隠れている。

 

クロップはピアース、バレット、ジョイス、メリッサとは信頼関係を築いている為、彼らがクロップを裏切るとは考えてにくい。そしてエドワーズが首にならなかった事も踏まえると、考えられるのは、エドワーズがクロップに告げず指示した訳ではなくクロップも情報提供を知っていた。もしくはエドワーズもクロップも知らない中で、内部の誰かがクロップからの許可を得ているという体で情報提供行った可能性。しかしこの情報提供に関してはクロップはそこまで怒っていない。クロップが怒っているのはリバプールが卑怯な方法を取った、不正接触を行ったと書いたメディアに対してである。この問題は闇に隠れている。1つわかるのはエドワーズの独断では無さそうという事だけ。何故なら彼はクビにはならなかった。

個人的な見解としては、イギリスメディアの報道や頑なに断るセインツに焦ったリバプール陣は秘策の1つとしてわざと情報提供をしたと考えている。しかし実際にこのやり方によりセインツは怒っている。この手法がFAから罰される事は無いだろう。しかしメディアの情報提供でまた何か出てくる可能性もあるということも考えると本当にこの件は謎である。個人的に、リバプールがメディアを使ったやり方をしなければセインツをここまで怒らせる事は無かったのではないかとも思ってしまう。その方法しか無かったのかもしれない。ただ本当に勿体無い事をした。

 

さてセインツは訴えると言っていて、それを冷や謝りで謝罪したリバプールの姿を我々は見た訳だが、セインツは何か「証拠」を持っていると予想される。それがいくつあるのか、どれぐらいなのかは分からない。そしてそれは恐らくグレーなものである。黒になる可能性もあれば、白の可能性もある。リバプールフロントはそれにかける事は危険だと考えたのだろう。そしてこのままリスクを犯し交渉を続けた所で結果獲得出来ず、証拠を出され、セインツとの関係が終わりになるというのは1番避けたいシチュエーション。それも踏まえ謝罪したと考えられる。

この問題の時効が終わるのは早くても冬の移籍市場からだろう。その為今夏のリバプールのダイク獲得は無い。そう断言出来る。セインツ側が持っている「証拠」のリスクを背負い、セインツとの関係を崩壊させてまで動くべきでは無い。今夏は。そしてこれまでララーナの交渉でもグレーな事をしており、リバプールフロント陣はかなり際どいことをしていたとされる。無いとは思うが過去の事まで出される事にもなりかねないので。今はじっとしておくべきなのである。この証拠はセインツにより黙っておかれる可能性もあるが、それは謝罪しアプローチを辞めたからという可能性もあるのが怖い所。

 

セインツはリバプールのメディアを使ったやり方には怒っている。これは良いやり方では無い。結果両クラブの関係は以前よりは良いとは言いがたい。そして不正接触の件はセインツが提出は今の所はしないとされる「証拠」次第では黒になる可能性もあるだろう。改めて今夏獲得はほぼ不可能。セインツは怒っている。そしてお金で解決できる問題では無い。

更に今夏獲得出来ない理由は他にもある。17-18シーズンはワールドカップ前の最後のシーズンになる。今仮にトラリクを出してもクラブによって却下される、そして最悪干される可能性すらある。ワールドカップ前に出番が無くなるのは危険すぎる。その為ダイク側はトラリクは出せない。前述の話に戻るが、だからこそ裏の手を使い代理人がダイクがリバプールに行きたがっていると言った可能性もある。どちらにせよリスクは大きいと感じるが。そしてトラリクを出さなければダイクのリバプール移籍は無い。それは断言出来る。僅かな可能性がトラリクを出し、リバプールが大金を出す事。しかしトラリクは出さないだろう。だから今夏はリバプールは獲得出来ない。簡単な話。大金を出しても今夏の獲得は厳しいだろう。

 

しかし他のチームへのダイク移籍はどうなるだろうか。ペップのシティは、リバプール番記者達によってダイクが本当に行きたいのはリバプールと知ってからは獲得レースから撤退したとも言われている。この後また獲得に動き出す可能性もあるが、獲得は厳しいはず。しかしチェルシーはダイクの想いなど関係無い。「ダイクが我々に必要」だと移籍金を用意。これはセインツ側とはある程度まとまる可能性すらあるが、彼自身がクロップのチームに入りたいという想いを捨ててまでチェルシーに行くのかという論点が残る。これは実現しないと思う。これは願望でもあるが、移籍は実現しないはず。

終わりに

今回はセインツが「証拠」を持っていると書かせていただきました。この件については不正接触があったのかどうだったのかは正直まだ分かりません。しかし下手に動いてFAからの調査を受ける事になるかもしれない。今夏はとりあえずじっとしておくべき。これからのセインツとの関係の為、リバプールの為に。しかし当然獲得してくれれば嬉しい。その可能性もゼロでは無いので。

最後になりますが、もしダイクが残留すればそれはリバプールにとってまだクロップが最も欲しがるCBが市場に残る事になります。今夏の獲得はない、しかしまた動くに違いありません。クロップは諦めの悪い男。必ず動くはず。他のチームに移籍しない限り。

今回も全くまとめっておらず分かりにくい文章になってしまい申し訳ありませんでした。最後まで読んでいただいた方々ありがとうございました。次回もよろしくお願いいたします。

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1 個のコメント

  • 論理の飛躍・単なる予測が多すぎる。
    所詮素人が無料公開の記事やツイッターを読んで作り上げた物語に過ぎない。
    一定数の読者はlfc labへの信頼でこの記事に疑問を持たないかもしれないが、私はこのような記事はPV数稼ぎとしか思えない。
    lfc labにはサッカーキングやフトチャンといった既存のメディアとは違うハイクオリティな記事を期待していたのでとても残念だ。このような記事が増えるのであればリバプールに特化しただけで既存のメディアと大して変わらない。
    このような記事を書くライターの排除を求めます。

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